2019年08月06日

白魔のクリスマス 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹

白魔のクリスマス 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹

毎度おなじみ涼子様に振り回される泉田君の話ですね。
山中に国策カジノ作ったら、地震に雪崩で1万5000人が閉じ込められると。
首相はさっさと先に逃げるとか、ちょっと残念。
なんだろう、この作品だんだん悪役がしょぼくなるわ、怪奇現象(怪物)?のやっつけかたは、いい加減になってくるわで、ちょっともったいない。
悪党の方は黒幕一切なしというか、いたのかすら怪しい終わり方するし。
なんか残念。

薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス (ノン・ノベル)
薬師寺涼子の怪奇事件簿 白魔のクリスマス (ノン・ノベル)


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2019年07月05日

キル・リスト フレデリック・フォーサイス

キル・リスト フレデリック・フォーサイス

イスラムテロリストを追い詰めやっちゃう話です。
実際がどうとか分かりませんけど、現実の話も絡めているようなので、リアルっぽい感じは出ています。
わりと、さっくり読めました。

キル・リスト (海外文学)
キル・リスト (海外文学)

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2019年06月28日

失われた過去と未来の犯罪 小林泰三

失われた過去と未来の犯罪 小林泰三

ある日突然世界中の人が物を覚えることができなくなった記憶喪失の世界の話。
第一部は、混乱を乗り切る物語。
第二部は、かなり様相が変わります、犯罪というか、記憶と心や認識などがテーマに。
記憶は心と言えるのか、とても面白いです。

90点

失われた過去と未来の犯罪
失われた過去と未来の犯罪

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2019年06月10日

ドッペルゲンガーの銃 倉知淳

ドッペルゲンガーの銃 倉知淳

よくありそうなポンコツキャリア警察官僚の兄の代わりに、謎解きミステリ作家志望の女子高生の話かと思いきや、ちょっと違いました。
犯人や謎解きは、想像しやすい部類ですから、楽に読めますね。
最後のはちょっと無理じゃね?と思えますが。

ドッペルゲンガーの銃
ドッペルゲンガーの銃

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2019年06月02日

ランドスケープと夏の定理 高島雄哉

ランドスケープと夏の定理 高島雄哉

久しぶりにSFらしいSF読みました。
ちょっと理解が追いつかない感じもありますけれど、楽しく読めます。

主人公ちょっと頼りない感じですけど、いや、お前、天才科学者(数学者)だろ。

ボール宇宙=計算機という設定というか、最初の作り出しが、かなり強引ですけど、そこから話が面白いです。
姉が10兆人とか、コピーした自分を妹にとかとか。AIとか。
恋愛要素もあります。アクション?サスペンス?もあります。
未来の風景としたは日本の都市のセクター化とかは面白いし、「移動祝祭日」ってなんだよそのネーミング。

なんか世界が変わっちゃって終わってますが、そこの描写が少し物足りないというか、分からない?分かりにくいです。

ランドスケープと夏の定理 (創元日本SF叢書) [ 高島雄哉 ] - 楽天ブックス
ランドスケープと夏の定理 (創元日本SF叢書) [ 高島雄哉 ] - 楽天ブックス


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2019年05月22日

アルマダ アーネスト・クライン

アルマダ アーネスト・クライン

ゲームは訓練だった?パイロットになって宇宙人と戦うというSFもの。
正直言って、B級映画を見ているような感じです。
スカウトされるまでが長い。(上巻の半分)
後は怒涛の勢いです。
じっくり長ったらしくやろうと思えば、出来たであろうけれど、いろいろバッサリやってるもんだから、B級映画風になってるのかなぁ。
元のSF映画知ってても、くどく感じるネタの詰め込み。
SF的には、描写が物足りないSF映画の例えで出てくるから、しっかり元ネタがイメージできないと辛い。
ライトノベルっぽい感じで読めなくはないですけれど、ちょっと無理。

アルマダ 上 (ハヤカワ文庫SF)
アルマダ 上 (ハヤカワ文庫SF)

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2019年05月13日

パレードの明暗 座間味くんの推理 石持浅海

パレードの明暗 座間味くんの推理 石持浅海

タイトル推理モノです。
設定が変わってます。女性警官が警視長(警視総監の下ぐらいの階級?)と、推理力抜群の座間味さんと飲み会をして、
警視長が話す事件の真相?を座間味さんが明かすというものです。

7話あります。
3話辺りからパターンが読めてきますから、なんとか、当ててやろうと考えますけど、なかなか、難しいですね。
分かりやすいのは4話目「アトリエのある家」です。これかなり、あからさまにヒント出してくれてます。

全体的に読みやすく、理解もしやすいものですし、短編になってるので、ちょっとずつも読めます。

パレードの明暗: 座間味くんの推理 (光文社文庫 い 35-16)
パレードの明暗: 座間味くんの推理 (光文社文庫 い 35-16)

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2019年04月30日

推理は空から舞い降りる 喜多喜久

推理は空から舞い降りる 喜多喜久

新人女性航空管制官のお話です。
なかなか面白いですね。
こういう職業物は読んでいて楽しいです。
ミステリーとなってますけど、ミステリー感はあまりないです。
ラブ要素も乏しいので、職業ものとして、しっかり読めます。

ちょっと気になったのだけど、空港関係者ってやっぱ空港内の施設(飲食、バー)ってよく使うものなのかな?

推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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2019年04月25日

ニャン氏の事件簿 松尾由美

ニャン氏の事件簿 松尾由美

猫さんは探偵ではなく実業家でした。
秘書が通訳という感じです。
主人公は猫ではなく、大学休学中の青年です。
ミステリー6本です。
ラストは、えっそっち?という感じでしたが、まぁ普通はそっちだよねぇ。
とはいえ、そっちを選んじゃったので、続編はないですね。残念。

ニャン氏の事件簿 (創元推理文庫)
ニャン氏の事件簿 (創元推理文庫)

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2019年04月13日

化学探偵Mr.キュリー7 喜多喜久

化学探偵Mr.キュリー7 喜多喜久

虹の七色をモチーフに7つの短編。
ちょっと物足りない感じがしますが、今回は今まで出てきた脇役それぞれの小話です。
第一話のみゅーたんが強烈過ぎ。
キュリーと舞ちゃんの仲、全然進展しません。

化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)
化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)

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