暴走 周木律
う〜ん。パニック・アクション・サスペンス?
工場での有毒ガス事故、パニックもの?
ロボットとのアクションは読み応えはあるものの、事件の甚大さと、それに対応する人が実質二人というか、対峙するのは一人という落差が、あまりパニックものとは思えない。
警察側の描写が雑すぎるんですよねぇ。
映像化するなら、これくらいでいいんでしょうけど、小説として読むには色々抜け落ちてる感じがしてならない。
犯罪動機の方も、描写が足りないのか、非常に弱く感じるうえに、ラストで背後関係も想像で済ますし、なんていうか雑な感じが拭えない。
ロボットを無線操作でスマホでって・・・う〜んかなり無理がありそうなんだけど。
悪くはないけど、なんていうか色々雑。
60点というところかなぁ。
暴走 (角川書店単行本) -
2016年04月25日
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