これイイ。面白いです。昆虫に色気を感じるとは。
突然変異し進化した昆虫との共存社会を描いています。それも高度成長時代に変異し、現代での設定です。
ただSF部分、特に脳に関しての部分は弱いなと感じた。あのサイズでの思考が人間と同じでいいんだろうか?
集団をひとつの個としてなら、分かるような気もするんだが、個体で違うようだし、集団と離れても問題ないようだし。
体のサイズはだいぶ大きめになってるようだけど、はっきり設定されてるのかよくわからない。手のひらサイズなのかな?
言葉はどうなってんだよとか。日本だけの現象なのかとか色々あります。
まぁ、SFというより冒険活劇に近いですね。
85点
![関俊介 新潮社発行年月:2012年11月 予約締切日:2012年11月20日 ページ数:284p サイズ:単行本 ISBN:9784103331117 関俊介(セキシュンスケ)1976年大阪府生まれ。大阪府立芥川高等学校卒。1997年、『歪む教室』で角川学園小説大賞金賞を受賞し、デビュー。『絶対服従者(ワーカー)』で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 服従以外に俺が生きのびる道はない。突然変異で高度な知性を備えたハチやアリがヒトの代わりに働き、失業者が溢れる街で、おぞましい秘密工場の存在を知ってしまった俺。長期政権で街を牛耳る市長の悪事を暴くべく、決死の闘いから生還した先に待っていたのは、働きアリの苦渋を味わう絶対服従の日々であったー。第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・さ行 絶対服従者 [ 関俊介 ]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F1117%2F9784103331117.jpg%3F_ex%3D75x75&m=http%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F1117%2F9784103331117.jpg%3F_ex%3D75x75)