SF短編集です。
表紙のかわいらしさに、つられると、ひどい目に会います。
全篇ラストで「えっ」とか「はぁ」「ほぉ」って感じですね。
1、天体の回転について
軌道エレベーターの壮大なお話。これは、いい発想。
2、灰色の車輪
タイトルとは違って、アンドロイド(ロボット)話ですが、私はあまり好みじゃなかった。
3、あの日
意味不明、未来教室?じぇぇんじぇん理解できません。
4、○交体験者
あえてタイトル伏字(○)にしました。未来女性刑事ものかと思ったら、かまきり話でした。
描写が怖いし、これ中学生ぐらいでよんだら、トラウマになりそう。
5、銀の船
例の星の人面岩の話。ラストがそうくるかと!最初何を書いてるのかと思った。じわじわ来ますw
6、300万
えぇっと、たぶん映画のスリーハンドレッドとかウルトラマンとかをもじったタイトルだと思います。
内容的には、え〜っと、肉弾宇宙人?読むぶんには楽しいけど、嫌だこんなのw
7、盗まれた昨日
読み始めは、某国XXX実験がとかで、はじまるのに、殺人もの?です。
まぁ記憶ものですかねぇ。正直、気味が悪い。
8、時空争奪
これは・・・・、ある意味すごい発想です。途中まで、一体全体何の話をしているのか分かりません。
後半で語られる宇宙感がすごい。
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半分は好みじゃないので、65点。
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天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3) 著者:小林 泰三 |