2019年05月26日

回復ドライブは作成時に失敗してることがある?

ノートのHDDをSSDに換装するのに、クリーンインストールにしてしまおうと、USBメモリの回復ドライブを利用した時のトラブルです。

まずは容量不足。
元のHDDは360GBです。
使用量は200GBでした。
用意したのは128GBのSSD。使用量がオーバーしてるのでクローンは出来ません。
そこで、元のHDDは万が一の為のバックアップとして、無理に使用量を減らすことはせず、
USBメモリの回復ドライブ使ってのクリーンインストールを試みました。

P_20190525_181013.jpg
「PCを回復できません。システムドライブが小さすぎます。」
はい。出来ません。

回避策を探したところ下記ブログに記載がありました。

JunkBox〜主に個人的防備録〜: Windows 10 で回復ドライブからSSDへリカバリできない。
https://akira-junkbox.blogspot.com/2017/10/windows-10-ssd.html

抜粋
回復USBを漁ったところ、
sources\$PBR_ResetConfig.xmlを発見。
この中に
289982
とあったので、10240とか適当に小さくしてみると、無事動きました。


$PBR_ResetConfig.xmlをメモ帳で開いて、サイズを変更することで、実行可能になりました。



しかし・・・・

P_20190525_185450.jpg
60%を超えた辺りで停止してしまいます。
PCを初期状態に戻すときに問題が発生しました。変更は行われませんでした。」と表示され、
何度やっても途中で止まってしまいます。


安物のUSBメモリが怪しいです。
で、元のHDDに戻して、再度、回復ドライブの作成からやり直しました。
そうしたところ、問題なくクリーンインストール終了しました。

つまり回復ドライブの作成そのものが、失敗している可能性があるのです。
これは、非常に危険です。
HDDトラブル時、Windows起動不能時のレスキューとして、回復ドライブの意味をなしません。
しかも元のHDDに対して、この壊れてる回復ドライブでリカバリを試みた場合、元のデータが飛んでしまう可能性すらあります。

やはり、ディスクのイメージバックアップも別に取っておいたほうが無難でしょうねぇ。


なお、回復ドライブによる、別ディスクへのクリーンインストール(初期化状態)はドライバ類のみのインストール状態でした。
Windowsの認証は通っています。
同一PCなら、HDDが完全に壊れていても、新HDDへのOSのインストールは可能ということですね。
中古PC購入時にリカバリ用意されていないなら、最低、回復ドライブを作成しておけば、OSを用意し直さなくても大丈夫です。(ただし、その回復ドライブの作成に失敗していなければですが・・・)


ちなみに交換したのは楽天市場最安値128GB SSDです。

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P_20190525_173950 1.jpg

古いノートなのでSATA規格がSATA2のようで、ショップ紹介されてる表示スペックまで出ません。
SATA2規格の上限近い数値は出ています。
古いノートの場合これでも、HDDよりかなり早くなるので、快適さが違いますね。

キャプチャ.JPG

posted by みきの at 18:52 | Comment(0) | パソコン・インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする