いろいろ話題の内容を合わせたミステリー。
だいたいストーリーは分かるのでミステリーという程でもないが、内容が時事問題絡んでるので興味はつきない。
マイナンバーカード+住基ネット+官民営図書館(この話では図書館ではないけど)
それに、防犯カメラに顔認識などなど、組み合わさった恐怖を煽ります。
加えて、ITエンジニアの働き方の大問題。ブッラクとか、ここまで酷いものなの?
実際、ありえなくもないなぁと、思えてしまう怖さがあります。
マイナンバーと個人情報を複合的にいくと怖いって感じますねぇ。
パスワードの扱いって、サイバーな関係者ってそこまでしてるのかなぁと、考えさせられるわ。
ちょっと違和感があるのは、武岱のハッカー能力がよくわからない。凄いんだろうけど・・・。ラスト酷いオチだし。
読み応えはあるけど、ちょっと無理がありそうな感じはするし、ついてくのがやっとだなぁ。

ビッグデータ・コネクト (文春文庫) -