こういったPCたちには、1CDサイズのLinuxしかインストール出来ません。
最近は1GBクラスのDVDサイズのものが殆どです。
1CDのものというと、Puppy Linux、Lubuntu等軽量系のものでも旧バージョンということになりかねません。
満足のいけないものや、うまく動作しないものあるでしょうし、出来ればDVDサイズのものを試したくなります。
そういった時に便利なのが、USBブート(USBメモリからの起動)、OSインストールを可能にするツールです。
Plop Boot Manager(plpbt)です。
使いかたは下記ブログが分かりやすいですね。
USBブートできない機種で擬似的にUSBブートする−Plop Boot Manager
plpbt.isoをCD-Rに焼いて、使いたいPCにインストール用のOSを入れたUSBメモリを挿して、Plop Boot ManagerのCDから起動、USBを選択するだけです。

USBブートが出来なくてCD-ROMドライブな古いHITACHI製ノート FLORA270Wに、色んなLiunx入れてみています。
とはいえ、この子はグラフィックがSiS650なせいだと思うけど、画面解像度が640*480固定とかになったり表示がおかしかったりすることが多いので、使えそうなのは少ないですね。
まぁスペック的に無理があり、使い道のない子ですけど。
フロッピーディスクからの起動ですが、一応USBメモリ起動用FD作ってみました。
WindowsPCにFDドライブがなかったので、作るのが難しかったです。(FLORA270WにLinuxMint入れて、そこから作りました。)
Linuxで作成可能なのですが、ターミナルからDDコマンドを使って作るしかないようです。
GUIの画面で作業できるソフトは見つけられませんでした。linuxでFDのイメージファイル扱えるソフトってないのか不思議です。
linuxコマンド使いなれた人なら簡単なのでしょうけれど、難易度が上がってしまってます。
suでルート取って、
dd if=filename of=/dev/fd0
で書き込み作成できました。
FDからUSBメモリの起動も確認。
作っておけば、光学ドライブがなくてFDドライブのあるPC用にいいかもしれないけど、FDDあるPCならCD-ROMドライブぐらいはあるから無意味かもしれない。光学ドライブ不調のPC用かなぁ。

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