レインツリーの国 有川浩
難聴の女性との恋愛ものです。
ですが、気になったのは導入部です。「フェアリーゲーム」というSFのラノベから始まります。
ちょっと読んですぐにピンと来ます。笹本祐一の「妖精作戦」です。
びっくりというか、ファンなら飛びつくしかありません。
それもあのバッドエンディングが話の元というか、まんま被らせるというか。
障害者を題材にしてますけど、おもいっきりラブコメですから安心。
まぁ男がかっこ良すぎて、いるかこんな奴とか思っちゃいますけど。
障害についての症状というか状況をそれとなく知るには、こういったライトな小説というのは良いかなと思います。
90点