短編集です。3篇。
一応ミステリー仕立てですけど、あまり謎解きぽっくはないです。最後のトネイロ会のは謎解きっぽいけど。
2編目の「くばり神の紀」が、そっちの方へ話が進むのかと、面白かった。
「トネイロ会」のは、内容的には面白いんですけど、なんか納得いかねぇえ。ラストのばたばたぶりはなんだ。ちょっと、辻褄あってないような気もするし。それから結局「トネイロ会」なんでそんな名前なんだ?
小川さんの作風なんか、初期の頃とだいぶ変わっちゃってるね。
ソノラマ文庫で書いてた頃のような作品また読みたいわ。まぁ今更ライトノベルなようなものは書かないか。
65点
![トネイロ会の非殺人事件 [単行本(ソフトカバー)] / 小川 一水 (著); 光文社 (刊) トネイロ会の非殺人事件 [単行本(ソフトカバー)] / 小川 一水 (著); 光文社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51oqhhhUBBL._SL75_.jpg)