2010年09月19日

テメレア戦記1 ナオミ・ノヴィク

ドランゴ物ファンタジーですが、時代設定がすごいです。

近代19世紀、ナポレオンの時代です。しかもイギリス軍所属で、フランスナポレオン軍と戦うという設定。

主人公ローレンスは若者(子供)ではなくて、おっさんですよ。とはいえ、真面目?の30代ってところでしょうか。ローレンス視点で話は進んでいきます。

ドラゴンライダーのイメージがずいぶん変わってしまいました。一人乗るんじゃなくて、戦艦のように複数チームで人が乗って戦うという、まぁ今までに無い戦い方です。

設定だけでも楽しめる話ですが、ストーリーもなかなか面白いです。

どういった方向に話が進んでいくのか、楽しみです。

巻末にある、ストーリー内に出てくる学者による、ドラゴンの解説もいいです。

ドラゴンが飛べる理由が少し説明されています。ドラゴンは浮き袋を持ち、その中に空気より軽い水素を貯めこんでいて、それで体重が軽くなり、飛ぶことが出きると。

ちょっと無理があるけど、面白い理由付けです。思いつきませんでしたね。

90点。

テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼 Book テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼

著者:ナオミ ノヴィク
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posted by みきの at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする